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チロの旅立ち [チロ]

7月1日の朝、チロが我が家を出発する時、玄関から車まで、2匹の紋白蝶に囲まれました。
チロの穏やかで、静かな旅立ちに思えました。

後日、獣医さんにお礼に伺うと、手で顔を覆われ、目を真っ赤にされました。

Kさんにお礼に伺うと、涙を流されました。

家を飛び出し、放浪したけど、家族以外で、チロの思い出を語ってくださり、涙してくださいます。
ありがたいことです。

29日の夜中に突然、『チロの最期を家で看取りたい。点滴を外すことは命の時間を短く
するけど、病院が嫌いで、外が大好きなチロ。生きている間に、外を見せてあげたい。』
という思いにかられた私・・・。

愚かで、自己満足で、軽はずみな覚悟。

ごめんなさい、チロ。
点滴をつけていたら、越えられた夜を、迎えられた朝を奪ってしまって。

ごめんなさい。チロ。
私の勝手な思い込みで、チロの命を絶ってしまって。

今でも、チロの最期は鮮明に思い出されます。

チロへの後悔と謝罪の毎日。

会いたい、チロ。
会いたいよ、チロ。
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7月3日の深夜2時、寝ていると庭のほうから大きな声で『ニャン』と聞こえてきました。
チロは家に帰ってきてくれました。
帰ってきてくれたと信じたい。

まだまだ悲しみが癒えることはないけれど、『私の中でチロは生きている。チロと共に生きている。』と自分に言い聞かせて、毎日をなんとか生きています。

後悔のないということはないでしょうが、どうか皆様、愛おしい者と愛おしい時間を、思い出を記憶をたくさん作ってくださいね。

↓2歳の頃チロです
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