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願いは一つ(前編) [マロン]

”それ”は突然でした。

マロン)ちんぱいちまちた
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5月5日マロンは、お昼の12時頃までは私に添い寝したり、新聞を読むのを
邪魔したりと、普段と何の変わりもなく戯れていましたが、12時50分頃執拗
に母や父に抱っこを要求しました。
実は、その前にソファに座って新聞を読んでいた私にも抱っこを要求したの
ですが、「邪魔しないでね」と拒否したのでした。

母がお昼の準備をする手を止めて床に座ると、あっという間に肩まで登りました。
例の”肩のり”です。

母が「マロンが震えている。」と、叫びました。

すぐに母はソファに座り、マロンを抱きしめました。
マロンはお座りをした状態で、全身が震えていました。
そのうち、口や鼻を舐め続け、舌を長く出すようになり、そんな状態が20分以
上過ぎました。
おかしいと思い、慌てて病院へ電話をし状態を説明すると、電話口に出られた
先生が、「神経症状が出ています。10分以上続いたら脳がダメージを受ける
場合がありますので、病院へいらしてください。」とおっしゃいました。

マロンの震えは30分続き、呼吸が荒くなりました。
尻尾は垂れ下がったままでしたが、自分で歩きだし、落ち着いた様子が見られ
たので病院へ向かおうとしていた時、2回目の震えが始まりました。
私はブランケットでマロンを抱きしめ、2回目の震えは10分で治まりました。

急いで病院へ向かい、診察を受けました。
その日は主治医がお休みで、別の先生でした。

実は、昨年の12月24日にも、10分ほど続いた震えがあったのです。
その時も30分前までは、ご飯を食べ終えゲージの中で寝ていたのですが、起き
て動き出し、しばらくするとソファの上でお座りした状態で、全身が震えていました。
病院に電話をし様子を話すと、主治医が「夢でも見たのでは?」と言われました。
「そんなことがあるの?」と思いましたが、マロンの様子がいつも通りに戻った
ので、それ以上深く考えませんでした。

しかし、年末から1月・2月と夕方になると、連日で震えだすことがありましたが、全
て5分以内で治まっていました。
今日は、それ以来だったのです・・・・。

診察された先生は、「症状から、てんかんの疑いがあります。2~3歳が発症
しやすいです。光の刺激や、いつもと違う環境、あと低気圧が近づくと発作が
出やすいです。
てんかんは、脳のMRIを撮って異常が見られなかった場合に確定されます。
大学病院で全身麻酔での検査になります。
てんかんと確定され、投薬治療を始めたら止めることはできません。」
と説明されました。

私は先生の話を必死で聞いていましたが、心の中では「これ以上この子を病気
にしないで!」と叫んでいました。

その日は、発作止めの座薬をもらって帰りました。
この1ヶ月以内に発作が出たら、検査を考えなくてはいけません。

ネット等で調べると、てんかん発作は激しく痙攣したり、硬くこわばったり、顔面が
ぴくぴくと痙攣したり、体を弓なりに反らしたり、口から泡を吹いたり。
あるいは、急に全身が激しく痙攣を起こしてバタリと倒れ意識がなかったり、時に
は発作時、失禁して、うんちやおしっこを垂れ流したりもするとあります。
どれも、マロンの症状とは違うように思えます。


マロンのことばかりを考えていたその夜9時、チコの行方が分からなくなりました。

マロン)まーたんなかないでお
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